はじめに


ニューラビングは西洋文明が築き上げた思想体系を吟味しつつ、自給自足的ユートピアで文明崩壊を乗り切る試みです。ユートピアとは良心と愛を持ち、支配とマネーを憎む人たちによる自由な社会です。

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人類は過去50年で昆虫、魚、鳥、動物の数を半減させました。近代農業は地下水を枯渇させ、土壌を破壊し、まもなく農業もできなくなります。男の精子は過去40年で半減し、いずれ子供も作れなくなるでしょう。

20世紀はイデオロギー闘争の時代でした。そして最後に勝利したアメリカの自由民主主義は歴史の終わりとすら言われました。しかしソビエトの崩壊からたった30年ほどで、今度はアメリカが崩壊しようとしています。

ユートピアは自由な社会です。しかし自由な社会は最も実現の難しい社会です。なぜなら社会にはルールがあり、人が増えて社会が複雑になればなるほどルールも増えるからです。自由な社会と高度な文明は矛盾する要求であり、西洋文明の歴史はその矛盾を乗り越える歴史だったと言って良いでしょう。宗教も哲学も、突き詰めれば自由な社会を目指しています。アメリカは一時的にユートピアを実現しましたが、その期間は短かった。

日本は敗戦によって自由を手に入れました。しかし高度経済成長もつかの間、子どもの7人に1人が貧困に陥るまで経済は落ち込みました。政治家は国富を海外に売り飛ばし、それを正しいと思っています。若者は自己肯定感を持てず、人を信頼できず、孤立し、男女は結婚せず、子供を作りません。この原因は日本が道徳倫理を発展させないまま自由を手に入れたからです。和の思想は人口千人ほどの村社会の道徳にすぎず、1億人をまとめる道徳倫理にはなりえません。

しかしそもそも、人々はなぜここまで他人を信用できなくなったのでしょう? これだけ科学が発達したというのに、なぜ労働時間は減らず、貧困は増えるのでしょう? 環境破壊を止めたい気持ちは誰にもあるのに、なぜ誰も止めることができないのでしょう? 私たちは何か目に見えない力にコントロールされていると感じませんか? もしあなたがそう感じたのなら、あなたにはまだ正常な感覚が残されています。

原因はマネーです。マネーには常識の誘導、誤解、厳重に隠された秘密などがあります。資本主義はお金を使わない人たちをお金で誘惑し、お金がなければ生きていけないように仕向け、人間をお金の奴隷にするシステムです。マネーは人を洗脳し、奴隷化し、お互いがお互いと争うように仕向けます。マネーは膨張することが義務付けられているため、地球を破壊するまで膨張し、最後に破裂します。だからグレートリセットなのです。

人口削減計画は真実です。

キリストが偉大だったのは、愛を強調してマネーを否定したからです。西洋文明は愛で発展し、マネーで滅びます。

今まで、反資本主義の試みはいくつかありました。ユートピア思想(原始共産主義)、共産主義、ヒッピー運動などです。ソビエト共産主義は世界の半分を制覇したものの、最後は崩壊しました。

アーミッシュ共同体は成功している唯一の反資本主義コミュニティと言って良いでしょう。彼らは科学文明を拒否して電気もガソリンも使わない生活をしています。幸福とは何かにこだわり、お金も科学技術も人を幸せにしないことを知っているのです。ただし音楽すら許されないルールの多いコミュニティです。

反資本主義の試みはまだ十分に試されていません。共産主義は自由を奪う平等。ヒッピー運動は反資本主義を通り越して西洋文明の拒否に向ってしまった。西洋文明の遺産を生かしつつ、自由な反資本主義のコミュニティは作れないものか?

心理学者のフロイトは「西洋社会の諸問題の裏には性的抑圧がある」と指摘しました。西洋人がセックスをタブー化するのは、性欲を文化的な活動に昇華させるためです。しかしセックスの抑圧がお金のためであれば、それは人間の奴隷化です。

キリスト教には矛盾があります。キリストは愛を説きましたがセックスは否定していません。しかしなぜか信者たちはセックスを抑圧したがる。そしてその抑圧が資本主義を生みました(プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神)。この矛盾によって愛はマネーに敗北しました。

ユートピア思想にしても、共産主義にしても、ヒッピー運動にしても、過去の反資本主義に共通している考え方は性の解放でした。フーリエはフェミニズムと言う言葉を初めて使い、性的満足の平等を目指しました。女性の性的満足においては、資本主義よりも共産主義の方が上でした。

ニューラビングはまず性を抑圧しない愛の復活に取り組みます。資本主義の土台を作ったのが禁欲なら、その逆を行くことは間違っていないでしょう。日本は江戸期までは世界で最も性に自由だったのに、資本主義とフェミニズムを取り入れてから世界で最も未婚セックスレスの多い国になりました。新しい試みにはむしろ最適の国かもしれません。

 

管理人

大村けいすけ

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